気になる!!バックロードホーンの音
前回の続き、密閉型フルレンジ一発スピーカー製作その2を、年明け1月中に更新するつもりでいたのですが、ネット上でフルレンジ一発スピーカーシステム製作に役立つ情報を求め、彷徨っているとバックロードホーンスピーカーの自作や製作のWebサイト、ブログに度々出くわし、目がそれらのサイトやブログに執着するようになってしまい・・・・・
小型バックロードホーン |
実は、バックロードホーンがどのような音、鳴り方をするのか知らなっかたので、以前から気になっていたんです。密閉型、バスレフ型、それぞれ所有していますし、それらのエンクロージャーの音の特徴や鳴り方も良く解ります。
平面バッフル型もスピーカーユニットの音の特性や特徴を掴む目的で利用していましてので、その音の特徴も鳴りっぷりも理解しています。
しかし、バックロードホーンスピーカーについては、知識としては多少知っていましたが、実際の音と鳴り方は今だ未体験。
そのような中でブログの更新する上で、一つの疑念が心の中に持ち上がってきまして、それは・・・・・
このブログタイトルを、「スピーカーの特徴を活かして、いい音聴こう!!」と付けたにも関わらずバックロードホーン型のスピーカーシステムの音の特徴も知らないとは、如何せん問題ありと思いまして・・・・・
そこで、「密閉型フルレンジ一発スピーカー製作その2」のブログ更新を中断し、ブログアップもせずバックロードホーン製作のための情報収集をし、とにかく、バックロードホーンの音の鳴り方を確認しようとアバウトな設計で、とりあえず製作してみました。
上の画像は6.5cmフルレンジユニットをマウントしたバックロードホーンです。かなり小型で、
音道約 0.93mです。
密閉型とバックロードホーン型の音の比較試聴
6.5cm用の内容積1リッターの密閉型のエンクロージャーを製作し、同一ユニットの一つを密閉型に、もう一つをバックロードホーン型にマウントして比較試聴してみました。
密閉型に比べバックロードホーンは、中低音域の音圧が上がっているようで、その帯域にある楽器音やボーカル音声がエンクロージャーの前方方向にせり出てくるような鳴り方に聴き取れます。
6.5cmのフルレンジユニットが鳴っているようには思えないところもあり、密閉型に比べ音の広がり(音塲)も広いようです。
しかし、密閉型もそうですがバックロードホーン型も低音域、音道が短いためローエンドの延びはないようです。
また、バックロードホーン型の特徴なのでしょうか、筒の中を通り抜け共鳴した感じの音調となって聴こえます。
6.5cmというサイズのフルレンジユニットをバックロードホーンで鳴らすと、密閉型で鳴らした場合より再生音のディテールが聴き取リ易いようにも思えます。そして、このような小径サイズのユニットを鳴らすのに適したエンクロージャーの選択肢に、バックロードホーン型は挙がるとも思えます。
でも、30cmウーハーとホーン型で組んだ密閉型2Wayスピーカーシステムとバックロードホーンで音の分解能について比較しましたが、2Wayの足元にも及びませんでした。
それでは今回は、この辺で・・・・・
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