2025年10月15日水曜日

P2)バスレフでもバックロードホーンでも密閉でもダブルバスレフでもない!!小ぶりのニアフィールドスピーカー


オープンバック型
のコンパクトニアフィールドスピーカー( P2)



元音、そっくりに‼️


既存のコンパクトスピーカーから出る音は、いくら好評の評価を得ているスピーカーでも、スピーカーから出ている音。これは、元音ではないことを無意識のまま受け入れいる。

けして「元音」と錯覚するまでもならない。

スピーカーから再生されている音は、コンパクトなサイズでもそこそこ低域もあり、中高音の響きもあるおかげか、生っぱくは感じるが、そこまでの音質でしかない。コンパクトスピーカーからの再生音内のお話しに留まってると思います。

コンパクトスピーカーで元音そっくりにするには、うん〜難しい。


1.音源


音源(デジタルデータ)その物の録音品質に、ばらつきを感じる。けして良い録音ではない音源を多々、耳にします。高音が耳に付いて聴き疲れるを覚えることもある。リマスターは特ヤバイ!!

音楽配信サービスで提供されている音源でも確認できる。音の、特に低音域の量感が削り取らっているのか、うすぺっらな女性ボーカルの声がある。何時、そんなに痩せちゃたの?って感じ。悲しいかぎりです。


良い音で聴くためには、CDでもレコードでもネット音源でも、まず、良い品質で録音された音源であることが、大前提と思います。加えて、音量をそこそこ大きめにすることです。



2.小口径スピーカーの音像スケール



ニアフィールドにおいてコンパクトスピーカーで音楽を聴く時の音量が50〜60db程度 の場合、元音の音像スケールに比べかなり小さい音像スケールで聴いていることになります。

そもそもニアフィールドですから、狭い間隔でスピーカーを配置するのですから、自ずと音像スケールも小さくて当たり前です。ましてや50〜60db程度の音量ですから。

プラモデルで例えると1/2スケールではな1/10スケールですか? それとも1/20スケールかな・・・。

音像スケールを拡大するのにもコンパクトスピーカーですから拡大できる上限があり、元音の音像スケールと等身大にはならないと思います。

ニアフィールドではなく広いオーディオルーム、仮に20畳とかにコンパクトスピーカーを設置して音量を上げて聴いたとしても等身大は難しいでしょう?

これは、再生するフィールドの広さではなく、再生する物体(スピーカーユニット)の大きさに関係するものと思います。


3.普段、耳にする生活音とスピーカーから出る音



逆位相ありきの生活音は、日常でよく聴く自然な音に思える。

スピーカーの音は、低音域の音圧を増幅するためにスピーカーユニットのウラ面から出る逆位相の音をエンクロージャーで閉じ込めるか、共鳴を利用したエンクロージャーで覆っているため、楽器の生音や生活音と比べると違和感を覚える音に思える。


4.クロスオーバー周波数



既存の2Wayコンパクトスピーカーのクロスオーバー周波数は、概ね2KHz〜5KHzの高音域で、ツイーターとウーファーの音の指向性が強く位相ずれが気になる帯域に設定されています。

至近距離で聴く場合は、位相ずれが起こり難い同軸ユニットやフルレンジユニットが点音源となり位相ずれ対策には有利です。

ですが、NEWタイプのコンパクトニアフィールドスピーカーでは、音の指向性がない音の回折帯域にクロスオーバー周波数の設定を模索しています。





2025年9月15日月曜日

P1)バスレフでもバックロードホーンでも密閉でもダブルバスレフでもない!!小ぶりのニアフィールドスピーカー

 NEW タイプのコンパクトニアフィールドスピーカー( P1)


1.概要 「Fresco 活き活き」


ニアフィールド( Near Field ) でネット上の音楽をいい音で聴くため、NEWタイプのキャビネットを創造してみた。

コンパクトなサイズですが、音楽の演奏の躍動と静寂を感じる。NEWタイプのキャビネットの音のニュアンスは、音量を上げることでよく感じれる。

視聴スタイルは、設置されたスピーカーとリスナーの間隔が近距離の状態で視聴するニアフィールドリスニングスタイルで聴きます。

さらにリスナーとスピーカーと間が至近距離のディスクトップの設置にも対応するため、可能な限りコンパクト化を図ったキャビネットも創造している。

しかし、極端なコンパクト化により、低音の本質と音のニュアンスを犠牲にしないサイズとしました。

2.低音域の量感と質が鍵


ディストップを含めたニアフィールドで使用されるコンパクトスピーカーは、バスレフポートもしくはパッシブラジエーターをエンクロージャーに配置し低音を物理的に増幅する構造です。それで低音の量感不足を補うようになっています。

低音というと、10cmフルレンジで低音が50Hzまで出た、とか。重低音など・・・低音域のローエンドへの延伸が高音質かのようにセールスされてます。

更に小口径の5〜8cmのフルレンジを使い、いろいろな構造のエンクロージャーを駆使した設計でローエンドの延伸を競うかような記事や動画があります。これはいい音に繋がるのか?
ただ、楽しでいるだけなのかな?

低音域の本質を問う

低音域のより低い周波数の再現も重要ですが、もっと大切なのは音圧というより低音域内の音波の振幅で振動している空気体積量が楽曲のバランスに沿ったものであるかが重要と考えてます。

まず、ウッドベース・ドラム・和太鼓・グランドピアノなどの楽器は、10cmフルレンジユニットより甚だ大きいです。

では、低音の80Hzの音程の音を10cmフルレンジスピーカーで聴いた場合とウッドベースの弦を弾いて聴いた場合とでは、違いはどこにあるのしょうか?全く同じには感じないでしょう?

その80Hzの音をつくり出す振動面の大きさです。振動する空気の体積量が当然違います。ゆえに、同じ音程ですが聴感上、全く同じには感じないところになります。

スピーカーの音質比較

スピーカー同士(ユニットやエンクロージャーの違い)の音質の比較ではなく、本物の楽器、例えば、ウッドベースの出す80Hzの音とそれを録音してスピーカーで再生したウッドベースの音と比較するべきではないでしょうか。でないと進歩はないでしょう。オーディオの?