前作バックロードホーンの音色
小型バックロードホーンのサイズの上限を、小型バックロードホーン手頃な! フルレンジ型(1)で決まりました。次は、前作の小型バックロードホーンの音質的課題を改善した改良型の考案へ入ろうと思います。
■ 基本コンセプト
バックロードホーンの音質的優位性は、(音質、音色的メリット)そのままに、
デメリットを可能な限り排除する。 コストパフォーマンスが良い。上記を基本コンセプトに据え制作しようと思います。
■ 前作小型バックロードホーンの音質的デメリット
前作のバックロードホーンの音質は、どうしてあのような特有の音質になるのか究明しなければ、音質改善ための改良策を見出せません。また、設計と制作にも反映できないと思います。
小型バックロードホーンフルレンジ一発自作 aとbで製作した、小型バックロードホーンの聴感上の音質的課題は、
*「しかし、密閉型もそうですがバックロードホーン型も低音域は、音道が短いためロー
エンドの延びはないようです。また、バックロードホーン型の特徴なのでしょうか、筒の中を通り抜け共鳴した感じの音調となって聴こえます。
*「空気室が小さかったため、クロスオーバー周波数が330Hzと高くユニット
からの直接音と開口部からの音のオーバーラップ帯域が広くなり、それにより
中音域が強調され気味になったことと、バックロードホーン特有の音色は、開
口部での音波の反射によるものなのか、音道内での音波の反射よる定在波もの
なのか、特定帯域での共鳴的な音が出ているほうが気になりす。
下線部分が今後の課題です。音質自体は、バックロードホーンらしい歯切れの良いメリハリのある音なのですが・・・・・・」
上記記述から音質改善の課題を
1、バックロードホーン特有の共鳴音(癖、エコー的な)がある。
2、低音域の量感とローエンドへの伸びが不足。
3、音域バランスは、中音にパワースペクトルがある。
4、30cmクラスのスピーカーと比較すると音場が狭い。
4項目に絞込み、
上記課題に取り組もうと思ってます。まず、バックロードホーンにおけるホーンの動作原理を把握しなければなりません。
また、どうして共鳴管や音響迷路的な動作があるのかを調べようとも思います。
■ ホーンの動作とは
バックロードもフロントロードもホーン型ですので、基本動作は変わらないはず、「バックロードホーンの音質改善に向け」、ホーンの基本動作について理解を深めていこうと考えております。
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